VTuberの契約形態を解説!エージェントって何?事務所との違いは?

目次

近年、著名な芸能人が芸能事務所を脱退し独立するケースが相次いでいます。

かつて芸能事務所は絶大な権力を有しており、タレントは事務所に所属しないと仕事ができないことがほとんどでしたが、現在では事務所の力に頼らずに、自らの手で活躍している芸能人が増えてきているようです。

また、この風潮は何も芸能人だけではありません。YouTuberやVTuberといったいわゆる「ネットインフルエンサー」も、事務所に所属せず個人で活動するケースが増えてきています。

事務所はもはや、彼らのエンターテインメント活動において必要不可欠な存在ではなくなってきていると言えるでしょう。

そんな中、独立した芸能人やネットインフルエンサー(以下「タレント」と呼びます)が「エージェント契約」という形態で活動するケースが増えてきているのをご存知でしょうか?

今回は、エージェントとは一体何なのか、従来の事務所とはどう違うのか、そしてそれぞれを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説します。

1. 「事務所」と「エージェント」


エンターテイメント業界において、タレントの活動をサポート(マネジメント)する組織は、大きく分けて
「事務所」「エージェント(エージェンシー)」の2種類が存在します。

①事務所とは?

事務所はタレントを発掘・育成し、マネジメントを行う組織です

事務所はタレントと「専属マネジメント契約」と呼ばれる契約を結び、タレントの活動における全面的なサポートを提供します。

タレントのプライベートも含めて包括的にサポートするケースもあります。

②エージェントとは?

エージェントは、タレントの仕事の斡旋や契約交渉を専門とする組織です。

エージェントはタレントと「エージェント契約」と呼ばれる契約を結びます。

タレントに代わり、仕事獲得のための営業活動を行ったり、特定の仕事ごとにクライアントと契約を結び遂行したりするのがエージェントの主な役割です。

2. 事務所とエージェントの比較


事務所とエージェントの業務内容の違いを以下にまとめます。


業務内容の違い

事務所エージェント
定義・タレントを発掘、育成し、全面的にサポートする組織・タレントの仕事斡旋や契約交渉を専門とする組織
発掘と育成・新人タレントを発掘し、育成プログラムを通じて才能を開花させる・発掘や育成は基本的に行わない
マネジメント・タレントのスケジュール管理、プロモーション活動、メディア対応などを一手に引き受ける・特定の仕事に対してマネジメントを行う
プロデュース・タレント自身のプロデュースを行う・基本的に行わない(提案は行うこともある)
契約交渉・クライアントと契約条件を交渉し、タレントの利益を守る・クライアントと契約条件を交渉し、タレントの利益を最大化する
プロモーション・プロモーション活動全般を企画・実行・プロモーション活動を支援(実行の可否はタレント自身が判断する)
ブランド構築・率先してタレントのブランドイメージを構築し、長期的なキャリア戦略を立てる・タレントからの要望があれば、長期的なブランド構築も行う


3. 事務所とエージェントのメリット・デメリット


事務所とエージェントそれぞれについて、所属することのメリットとデメリットを以下にまとめます。


事務所のメリットとデメリット

事務所のメリット事務所のデメリット
・エンタメ活動における全面的なサポートを受けられる・エンタメ活動やタレント自身のイメージが事務所の方針に制約されることがある
・豊富な業界ネットワークを持ち、様々な仕事の機会を与えられる・事務所の方針に従う必要があり、タレント自身が仕事を選ぶことが困難な場合がある。
・長期契約により安定した収入と仕事の機会を得られる・収益の一部〜大部分が事務所に引かれた状態で支払われる。


エージェントのメリットとデメリット

エージェントのメリットエージェントのデメリット
・専門的な契約交渉と自由度の高い活動が可能・サポート範囲が限定的
・専門的なネットワークを活用して貴重なチャンスを提供・プロモーション活動が限定的
・特定の仕事に対する柔軟な契約が可能・安定性に欠ける場合がある


4. まとめ


事務所とエージェントはそれぞれ異なる役割と特徴を持ち、タレントの今後のキャリアに大きな影響を与えます。

事務所は全面的なサポートと安定した仕事の機会を提供し、エージェントは自由度の高い活動と専門的な交渉力を提供します。

どちらのサポートがタレントにとって好ましいのかは、タレント個々の活動目標や状況等によって異なります。
事務所とエージェントのどちらを利用するか迷った際には、ぜひともこの記事を参考にしてみてください。

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